インフルエンザの治療について
インフルエンザに感染すると、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等全身の症状が突然現れます。お子様では、まれに急性脳症を、御高齢の方や免疫力の低下している方では肺炎を伴うなど、重症になることがあるため、予防がとても大切です。
流行時期の予防対策
外出後の手洗い、十分な休養、バランスのとれた栄養摂取などを心掛けましょう。御家族や周囲の大人たちが手洗いや咳エチケットを徹底することや、流行時期は人が多く集まる場所に行かないようにすることなどで、インフルエンザウイルスへ曝露されることを出来るだけ抑制する工夫も大切です。
予防にはワクチン接種が有効です
当院のインフルエンザ予防接種は、10月から予約がはじまります。例年の傾向からすると、12月中旬までにはワクチン接種を受けることが望ましいと考えられます。
インフルエンザウイルスの感染から守るためにはワクチン接種が有効です。当院のインフルエンザ予防接種は、予約制となります。お立寄り頂くか、お電話でお気軽にご予約下さい。
インフルエンザかなと思ったら
具合が悪いときは、早めに医療機関を受診してください。早目の処置は、発熱期間を短縮したり、鼻やのどからのウイルス排出量も減少します。
抗インフルエンザウイルス薬を適切な時期(発症-発熱-から48時間以内)から服用を開始すると、発熱期間は通常1~2日間短縮され、ウイルス排泄量も減少します。なお、症状が出てから2日(48時間)以降に服用を開始した場合、十分な効果は期待できません