内視鏡検査

病気の早期発見のために、内視鏡検査をご利用ください

胃の内視鏡検査は、主に食道、胃及び十二指腸の一部を観察します。今では、医療技術の進歩により、苦痛なくとても楽に検査が受けられるようになりました。

胃の痛み・胃もたれ・胸焼けが続く・吐き気などの症状がある方、健診で異常を指摘された方、40歳以上の方など、病気の早期発見のために、積極的に検査をご利用ください。

当院の内視鏡(胃カメラ)

当院では、レーザー光を採用した内視鏡を導入しています。微かな異常もより見やすい内視鏡で、病気の早期発見に努めています。当院では、鼻からの経鼻内視鏡検査と、口からの経口内視鏡検査の両方に対応しております。

病変を見つけやすいレーザー内視鏡技術

レーザーを使った内視鏡は、波長の異なる2つの光を組み合わせて照射します。明るい白色の光で、シャープで鮮やかな画像を映し出し、青色のBLI光で、粘膜表層の微細な血管を強調します。白色光とBLI光の明るさを自在にコントロールし、微かな異常をより見やすくします。

発光強度が高い・指向性が良い・制御しやすいなどの特徴によって、高精細な画像をさらに鮮明にできます。このようなレーザー内視鏡技術により、これまで見分けることが難しかった病変を容易に発見できるようになっています。

格段に細い経鼻内視鏡

経鼻内視鏡検査では、内視鏡が直径5.9mm。細くてしなやかなスコープのため小回りが利き、狭い空間でもスムーズに観察することができます。内視鏡カメラが入ったら口にしても鼻にしても痛いのでは?と、内視鏡検査は痛い・苦しいと思っている方も多くいらっしゃいますが、今では、苦痛なく楽に検査が受けられるようになっていますのでご安心ください。

経鼻内視鏡のメリットの一つに、医師と会話をしながら検査ができる点です。85~90%の方より、口から挿入する内視鏡に比べて「苦痛が少なくて楽だった」との声を頂いています。

苦しく無い内視鏡検査

内視鏡は、何も処置をせずに、そのまま挿入するわけではありません。きちんと局部麻酔をおこなってから内視鏡の検査を始めます。口の中の麻酔は、ゼリー状の薬を喉に溜めておきます(飲み込んでも大丈夫です)。鼻への麻酔は、点鼻薬、麻酔薬、の2段階で麻酔をおこなっています。どちらの検査でも、苦痛なく検査を受けていただけるよう、最善の配慮をいたしますので、安心して検査に臨んでください。検査時間は、約5~15分で終了します。

内視鏡検査の流れ

検査前日の食事

検査前日の21時以降は食事を避けて下さい。当日も、食事は避けていただきます。お水は飲んでいただいて大丈夫です。

検査の開始前

検査は午前中におこないます。検査の前は何も食べずにご来院下さい。検査後の食事は、鼻から検査をした場合は30分後くらい、口から検査をした場合は1時間後くらいから食事が可能です。

検査の手順

検査時間は、5分〜15分です。

STEP.1

お薬と麻酔
まず最初に、胃をきれいにする薬を飲みます。次に、内視鏡(スコープ)を飲みやすくするために、喉の奥を麻酔します。経鼻内視鏡では、鼻の麻酔になります。

STEP.2

検査の準備
体をしめつけるものは、できるだけ外して、リラックスしてください。上着は脱ぎ、メガネや入れ歯を外し、ベルトは緩めてください。

STEP.3

検査します
内視鏡は無理に飲み込もうとはせず、医師の指示に従って軽い気持ちで飲み込みます。ノドを通ったら、ゆっくり静かに「腹式呼吸」をすると、検査は楽に受けられます。全身の力を抜いてゆったりした気持ちで受けましょう。

終了

検査のあとは

検査が終わっても、ノドの麻酔は30分くらい残っていますので、すぐにうがいなどはしないでください。また、自動車の運転は、しばらく見合わせてください。

検査のご予約など

ご予約について

胃がん検診・内視鏡検査は、電話予約も受けております。ご希望のお日にちを、ご相談ください。

検査の費用

朝霞市の胃がん検診では、内視鏡検査の選択もできるようになりました。その他のケースも、当院ではほとんどの場合が保険診療の検査となります。

朝霞市にお住まいの方
内視鏡検査の費用:1,000円

検査前の注意

内視鏡検査をご希望される方で、下記の項目に当てはまる方は、事前にお申し出ください。

  • 心疾患、緑内障、前立腺肥大、アレルギー体質、肺炎の方
  • 血液をサラサラにする薬(ワーファリン・バナルジン)を服用してる方